2012年03月04日

差別」を継承しない時代になるのか?

3月3日、「朝倉三町解放子ども会」による、発表の場に参加してきました。子どもたちのプレゼン能力に驚きました。

3時間の学習の後、3班に分かれ、学習した内容を、まとめていましたが、大人が、ほとんど、アドバイスすることもなく、上級生が指示しながら、テキパキとまとめていたのには、驚きました。なかなかのプレゼン能力です。

わずか3時間の学習でしたが、よくポイントを押さえ、堂々と、「大人」の前で発表していたと思います。

3月3日は「全国水平社結成90周年」。この90年で「部落差別」は無くなったのか?

「部落」の生活環境は「特別措置法」に基づく、改善事業が進み、「激変」しましたが、残念なことに、「結婚差別」などは、依然、残っています。かつては、行政から「放置」された劣悪な「生活環境」が、「見える差別」としてありましたが、今は、ネットへの書き込みなど、新しい「見える(読める)」差別」が「激増」しています。ネットでの中傷には歯止めがかかりませんし、書き込む者の「心理的差別・偏見」が、もろに出ています。

水平社結成から、90年。自らたちあがった「運動」が終われない「現実」を見すえていくしかありません。新しい「差別」や「偏見」は作り出されていく・・・・

あの、「3,11」から、もうすぐ1年。小出裕章さんは「原発」はどうしようもない「科学技術」であること、なぜどうしようもないか、技術を越えて社会的な見地から、『原発はさまざまな差別を生む、だから容認できないのだ』(『原発のない世界へ』ちくま新書 20011)といいます。鋭い指摘です。

かつて、出身地の「ヒロシマ」や「ミナマタ」を名乗れなかった時代がありました。いや今も「偏見」は消えていません。「フクシマ」がそうならないとは言えない「人権小国」の「経済大国日本」。

新しい「作り出された差別」にならない保障はありません。

「教育」はひとつ、ひとつ、こうした「差別」や「偏見」を、つぶしていく作業なのかもしれません。


写真は子どもたちの発表ともちつき


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posted by うんちくウメッチ at 23:02| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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